2017年3月14日火曜日

駅ビルのそれ(東京,池袋)

東京は池袋にあるLで始まる駅ビルで,ちょっとおシャレなトイレサインを発見しました.池袋,最近はめったに行かない街ですが,東武東上線に乗る用事があったので乗り換えをしたのです.少し時間があったのでコーヒーショップで時間を潰していたら,コーヒーを飲みすぎたせいかトイレに行きたくなりました.そこで見つけたこのサインです.

キラキラと輝いているようなイメージのピクトですね.実際に,トイレの入口にはキラキラ輝くサインが飾られていました(下の写真).壁面も男性用と女性用では雰囲気が変えられていて,全体にオシャレ感満載です.池袋ってこんな街だったっけ?(偏見ですね…池袋の皆様ごめんなさい)

東武東上線沿線での用事を済ませた帰路,なにげなく電車の窓から外を眺めていたら「居酒屋大都会」の看板が目に入りました.学生時代よく訪れた居酒屋のひとつです.懐かしい気分になりました.安い日本酒を飲みすぎて毎度毎度ひどいメに遭っていたのも懐かしい想い出です.私の個人的な思い入れですみませんが,池袋っていうとこっちのイメージなんですね.学生時代に培った街のイメージが,亡霊のようにつきまとっているようです.

(2017年3月13日,採取)

2017年3月8日水曜日

空港ラウンジのそれ(大阪,伊丹:ITM)

伊丹空港にあるJALの待合室,サクララウンジでみかけたトイレサインです.さすが,紳士淑女の集まる空港のラウンジだけのことはありますね.トイレサインも上品な紳士と淑女のシルエットで示されています.

… というのはトイレサインのお話.実際には,空港ラウンジにはいろいろな人が集まります.残念ながら,躾のなっていない方々もちらほら.先日は,飲み散らかした食器類もそのままに,席を後にされた方々がいらっしゃいました.

ラウンジのお姉さんがときおり片付けて回っていますが,食器の返却場所は指定されています.自分の始末くらいは自分で片付けるようにしたほうがよいですよね.飛行機に間に合わない!と急いでいたのかもしれませんが,少なくとも,食器を重ねておくとか,一箇所に寄せておくとか,片付けやすいように配慮しておくくらいの気配りがほしいところでした.立つ鳥あとを濁さず.スマートにいきたいものです.

(2017年3月1日,採取)

2017年3月2日木曜日

街なかのそれ(ドイツ,ミュンヘン)

またも,学生からの報告をいただきました.マレーシアはペナン島で写真を撮ってきてくれた H.O. くんからの報告です.

今回,彼が出かけた先は,ドイツ.「初めてのヨーロッパで,しかも一人旅ということで緊張した…」とは本人の弁.しかし,いろいろと写真を撮る余裕はあったようです.トイレサインのことも気にかけてくれていて,どうもありがとう!

まずこの写真は,公衆トイレのようにみえます.側面に大きく描かれたトイレサインのピクトはモジモジ系ですね.「モジモジ系両並びタイプ大型」といったところでしょうか.

ヨーロッパの公衆トイレで思い出すのは,パリ市内でのソレの話.日本と異なり,外国では小銭を要求する公衆トイレが一般的です.公的に派遣されている担当者がいたり,どうも公的ではなく勝手に担当をかってでている風情の人がいたり… いずれにしても,微々たる額ですがコインを要求されるので小銭を用意しておく必要があります.

パリ市内での公衆トイレの話でした.そこはコインを入れると自動ドアが開くというタイプのもので,90年代としては画期的なタイプだったと思います.コインを入れると扉が開き,使用することができるというものですね.

用を済ませて中から開閉ボタンを押すと,再び扉が開き,出られるのですが,ここで,まかり間違っても小銭をケチって「交代で入ってやろう」なんて考えてはいけません.人が出た後に,トイレ内部が全面洗浄される仕組みになっているのです.もし入れ違いに入ろうものなら,洗浄液まみれになること必至です.小銭をケチって,そんなメにはあいたくないものですね.


さて,ドイツからの報告はまだ続きます.

右の写真は建物のなかのトイレですが,おなじみのピクトがありません.それらしきイラストや指示すらない.あるのは,「H」または「D」の文字だけ.

これ,日本では,「男」と「女」と書かれたトイレに相当します.問題は,どちらが男性用でどちらが女性用なのかということ.

ネタバラシをすれば,これは「Herren(ヘーレン)」と「Damen(ダーメン)」の頭文字で,ドイツ語でそれぞれ「男性」と「女性」を表しています.ドイツ語がわからない旅行者にとって,これは困りますね.男性諸氏は「D」に入っちゃダーメんですよ(最後は駄洒落かよ…)

(2017年3月1日,H.O.氏ご提供)