「アゼルバイジャンの首都バクーのカスピ海に面した公園のトイレサインです」とMさんからの情報提供です.内陸のトビリシから,カスピ海沿岸のバクーまで移動されたようですね.
さて,このトイレサイン,普通のピクトさんたちでサイン的にはとりたてて面白いものでもないのですが,トイレの佇まいには多少興味深いものがあります.というのも,公園のトイレが地下にあるという文化は,ブラチスラヴァやブダペストでもみられた文化です.ということは,東欧からこのあたりにかけて,広くあまねく拡がっている文化ということなのではないでしょうか.
もちろん,断定するにはもっと幅広く調査が必要でしょうし,本気で調べるならば文献調査もしなければなりません,っていうかまずは文献あたりましょう.まあ,我々の研究対象はトイレサインであってトイレそのものではないので,そこまで突っ込んだ調査は不要なんですが.でも,面白いですよね.
(2019年5月3日,M.M.氏ご提供)
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