2017年3月2日木曜日

街なかのそれ(ドイツ,ミュンヘン)

またも,学生からの報告をいただきました.マレーシアはペナン島で写真を撮ってきてくれた H.O. くんからの報告です.

今回,彼が出かけた先は,ドイツ.「初めてのヨーロッパで,しかも一人旅ということで緊張した…」とは本人の弁.しかし,いろいろと写真を撮る余裕はあったようです.トイレサインのことも気にかけてくれていて,どうもありがとう!

まずこの写真は,公衆トイレのようにみえます.側面に大きく描かれたトイレサインのピクトはモジモジ系ですね.「モジモジ系両並びタイプ大型」といったところでしょうか.

ヨーロッパの公衆トイレで思い出すのは,パリ市内でのソレの話.日本と異なり,外国では小銭を要求する公衆トイレが一般的です.公的に派遣されている担当者がいたり,どうも公的ではなく勝手に担当をかってでている風情の人がいたり… いずれにしても,微々たる額ですがコインを要求されるので小銭を用意しておく必要があります.

パリ市内での公衆トイレの話でした.そこはコインを入れると自動ドアが開くというタイプのもので,90年代としては画期的なタイプだったと思います.コインを入れると扉が開き,使用することができるというものですね.

用を済ませて中から開閉ボタンを押すと,再び扉が開き,出られるのですが,ここで,まかり間違っても小銭をケチって「交代で入ってやろう」なんて考えてはいけません.人が出た後に,トイレ内部が全面洗浄される仕組みになっているのです.もし入れ違いに入ろうものなら,洗浄液まみれになること必至です.小銭をケチって,そんなメにはあいたくないものですね.


さて,ドイツからの報告はまだ続きます.

右の写真は建物のなかのトイレですが,おなじみのピクトがありません.それらしきイラストや指示すらない.あるのは,「H」または「D」の文字だけ.

これ,日本では,「男」と「女」と書かれたトイレに相当します.問題は,どちらが男性用でどちらが女性用なのかということ.

ネタバラシをすれば,これは「Herren(ヘーレン)」と「Damen(ダーメン)」の頭文字で,ドイツ語でそれぞれ「男性」と「女性」を表しています.ドイツ語がわからない旅行者にとって,これは困りますね.男性諸氏は「D」に入っちゃダーメんですよ(最後は駄洒落かよ…)

(2017年3月1日,H.O.氏ご提供)

0 件のコメント:

コメントを投稿